持寶庵のブログ

光明真言法にて、神佛へ感謝の御法楽、生きている方の滅罪と故人様・ペットちゃんの菩提を弔います。夢は保護猫ハウスを作ることです。町の行者です。霊感はありません。相互供養・相互禮拝。合掌

正しい信仰の基準2

故佐伯泉澄大僧正の『真言宗の正しい信仰の仕方』(非売品)という本は、現代のカルト問題への指針になりますので、引き続きご紹介したいと存じます。

佐伯泉澄『真言宗の正しい信仰の仕方』(真言時事株式会社、1987年)44ページ

 (2) 次に、ある宗教がよいからといって勧められて入信しましたら、とどのつまりは脅されるようになった、という方があります。
「この宗教を止めたら、命がないぞ。」と先生に言われたある主婦は、命を失っては大変だと、その先生のいわれるがままに動いておりましたが、主人には叱られ、そして家計が持たなくなる程、金も使い、ついにその教えに矛盾を感じて、死ぬぞと言われていたので、死ぬ覚悟で止めたということです。
その方は、「入信しまして、その先生から言われたことを信じておりましたから、その時は主人から叱られても、他の人から注意されても、少しも耳に入りませんでした。今ではお大師様の教えに救われて、本当に感謝しております。」とおっしゃっております。
死ぬこともなく、ピンピンしてお元気に暮らしておいでになります。ですから脅しの入っている宗教は、危険だと思うのであります。

正しい信仰の基準1
https://jihouan18.hatenablog.com/entry/2022/10/21/132253



※ここからは私見です。
多額の金銭を要求し、離れると地獄に落ちると心を縛る。これはカルトの定番ですね。
生きた人間を地獄に落とすような強い力があるなら、そもそも問題を解決出来ると思います。
どうしても不安に思われるなら、
現実的には、弁護士や警察、被害者の会に相談していただく。
精神的には、お近くの住職が朝のお勤めと御祈祷をされている寺院にご相談されると良いでしょう。
千年以上も前から日本中の天才や秀才が結婚もしないで、一生をかけて拝まれた神佛に繋がります。
負ける要素がありません。