その光とはどういったものでしょうか。
下泉全暁大徳著書の
P60、胎蔵界曼荼羅から抜粋してみますと、
一、除闇遍明ー大日という名称から太陽に関する尊格という印象を持つが、太陽の光が日中に限定され、また物の内部や陰には届かない限定的なものであるのに対し、大日如来の大慈悲の光明は昼夜の別なくあらゆる所に行きわたり、すべてのものに等しくそそがれる(遍明)。そして衆生の煩悩の闇を取り除き、楽を与える(除闇)。
二、能成衆務ー太陽の光によって種子から草木が成長するのと同じく、大日如来の光は衆生に芽生えた仏心(菩提心)を照らし、力を与えて、衆生が仏道修行の道を歩み、さまざまな善根功徳(衆務)をやりとげる(能成)よう助ける。
三、光無消滅ー太陽が消えてしまうことがないのと同じく、大日如来の光は消滅することなく輝き続ける。
といったものになります。
場所も時間も関係なく、仏心を照らし力を与えて助けてくれ、その光は消滅することがありません。
とても心強いですね。
この大日如来の光で抜苦与楽する拝み方が「光明真言法」になります。
ご依頼は、 jihouan@gmail.com まで。
オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン
合掌