玉鏡を読むにあたって邪魔になってはいけないのでご指摘いただいた部分はこちらに記載します。
匿名の方からのご指摘がございましたが、古い文献は誤字があり意味が汲み取れない箇所がございます。仏教学者の方が校註された本をお手に取ることをお勧めいたします。
さて、『玉鏡』を読むことによって、光明真言を一日一万遍お唱えされた聖天尊の大行者である以空上人の信仰のお姿を感じていただければ、御真言をお唱えすることへの迷いが無くなる部分もあるのではないかと存じます。
近年、光明真言の梵語原本発見から本尊は、大日如来ではなく観音が正しいとされる出来事がございました。
では、光明真言法が効かないのか?というとそうではなく、過去から現在に至るまで霊験灼かなお話はたくさんございますので、光明真言は無明を除いて佛果を増進させる素晴らしいご真言と言えましょう。
安心してお唱えなさってください。
最後に、お聖天様を祈り続けられ新寺建立された霊現寺の佐古住職に、「どういう理屈で祈祷は効くのですか?」と尋ねたことがございます。
そちらへの答えは、「理屈を突き詰めると矛盾が出てくる。最後は“信”や。」でした。
昔から伝わり不思議なお話がたくさんあるご真言を、信じられるまでお唱えしてみる、というのも良いかもしれませんね。合掌