wikipediaの名作として知られる「日本住血吸虫症（地方病）」という項目がございます。
日本でもかつては寄生中による病気が猛威を奮っていた地域があり、そこでは自然と人の命懸けの知恵比べがございました。
私は田舎出身でありますので、山や川、海の中や生物のテリトリーに入ると全肉全食の掟が適用されますから、知らない土地の自然には出来るだけ近寄りたくありません。
それに関連して、危険な生き物もどういう習性があるか興味があります。
勝てませんからね。
さて、話を戻しまして、先の病と戦い検体として我が身を差し出し、病気の解明に大きく貢献されました杉山なか様は亡くなった時点で成仏されているでしょう。
自分への執着から離れられましたので。
この時代は、遺体に何かあると成仏出来ない等の迷信があったと記憶しています。
余程のお気持ちがないと出来ることじゃありません。
残されたお手紙を読んでも菩薩でいらっしゃると存じます。
もし、興味があれば、是非、同項目をご覧になってください。
自然は美しいものである反面、とても怖いものだと教えてくださるはずです。
合掌
・参考
地方病との斗い－第一部 水腫脹満－ 東京文映製作
https://youtu.be/X7ecMNDYvuw
